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NU茶屋町、ノースリーブの中村達也

黒田征太郎×土屋秋恆×中村達也によるライブアート&ワークショップ。
復興支援。入場無料。

ワークショップて何?
「観客の皆さんにも一緒に絵を描いていただきます」という文言が気になったが、
達也が梅田に来てくれるというのに、行かない手はない。
土曜の午後、あたしはいそいそと身支度をしてNU茶屋町に向かった。
会場は確か3階だと書いてあったので行ってみると
驚いたことに3階は3階でも屋内ではなく、広めのテラスのようなところで屋根もなかった。
もし雨が降ったらどうするつもりだったんだろうと思いながら待っていると、
黒田さんが来てマイクを手に挨拶を始めた。
話を聞きながらふと左側に目をやると、いつの間にか達也がそこにいた。
途端にあたしの目は釘付けになった。
「かっこいい・・・」
今日の達也は顔立ちがひと際くっきりはっきりして、芸能人(というと怒られるのだろうか)特有の
目を向けずにはいられないほどの引力があり、超絶男前だ。
他で見かけた時のズルズルジーンズ短足男や、シワシワTシャツグシャグシャヘアーの寝起き達也と
同じ男とは思えない。
あたしは心の中で、ごめんなさいごめんなさい、短足とかデコ光ってるとか言ってごめんなさいと、
一生懸命詫びた。

間もなく達也の太鼓が鳴り始めた。
ドコドコドコドコ・・・・・・・・・・・・・
大きな音に驚いた赤ちゃんが泣きだしてしまった。
す、すごい、達也、本気だ。
えっ何これ、地鳴り鳴りまくりやん!いいの?これ、こんなんタダで観て。
あたしはtwitterではなく心の中でつぶやいた。
ゼニのことをすぐ言うのが関西人のいやらしいところだというけれど、
でもこれ、お金とらなくていいの?しかもこんな至近距離で。
黒田さんは、達也の太鼓に合わせて体を揺らしながら、どんどん絵を描いて行く。
リズミカルに、ダイナミックに。
土屋さんは、もっと静かな感じで淡々と筆をすすめていて、
出来上がった絵も桜の木のような、とてもやさしい雰囲気のするものだった。
達也は手のひらで叩いたり、前にも見たことのある木琴の棒の太いのみたいなので叩いたり、
後半は立って叩いたりもしていた。
あーとかうーとか雄叫びを上げながら。
でもずっと全開なのではなく、途中で「チーン」とか「カーン」とかだけになった時もあったけれど、
あれは疲れたから休憩していたのか、それとも音楽的なものなのかは素人のあたしにはわからなかった。

ところでさっき達也を目にした時からずっと気になっていたのだけれど、
彼は腕の刺青が丸出し、ということは、つまりノースリーブなのだ。
たぶんGAVIALのジャンプスーツというか、つなぎというかそんなやつだ。
トラベラーズの石原さんがUpしてくれていた写真のときと同じ。
コートを着てストールを巻いていても寒いぐらいの日なのに、
大丈夫なの?!こんな吹きっさらしで、達也が風邪引いちゃったらどうしてくれるのよ、
なんて思っていると、隣で78歳の黒田さんが、長袖のTシャツを脱いで半袖になったので驚いた。
そして黒田さんの助手の、ばっちりリーゼントにきめたお兄さんが、
次々出来上がる大きな絵を後ろに立てかけて行く時、
お兄さんの頭が勢い余って描きたてホヤホヤの絵にベタッとついてしまい、
リーゼントのちょうどトサカ部分だけがグリーンに染まった。
お兄さんは困ったような顔をしながらも緑のトサカのまま作業を続けた。
芸術家の助手も大変なのだなと貧乏OLのあたしは思った。

しつこいようだけどタダなんだからせいぜい20分ぐらいで終わるのだろうと思っていたライブは、
実際は1時間以上も続いた。
彼らは3人とも、素晴らしい芸術家だった。
素晴らしすぎて最後の方であたしは少し泣いてしまった。
撮影禁止ではなかったのでみんな携帯でばしばし撮っていたけど、
あたしは何だかそんな気分じゃなかった。
ただただ、観ていたかった。
音や、振動や、色を、心に、目に、体に、焼き付けておきたかった。
それにあんなカッコいい人、あたしのもっさり携帯カメラなんかでタダで撮ったらいけないような気がした。
やりたくないことを、こんな誰もみてないような自己満足のブログのためだけにやっちゃうなんて
バカみたいだ。

以前タワレコのインタビューかなんかで達也は、
「ミュージシャンのことをアーティストというのに違和感がある」みたいなことを言っていたけど、
あたしは達也は実に素晴らしい芸術家だと思う。
ドラムを叩く時のしぐさやなんかも、なんだか芸術家って感じがするのだ。
twitterやなんかでは、「この人大丈夫?!」ってしょっちゅう思ってしまうけれど、
それもクソ真面目OLのあたしなんかには到底理解できない芸術家たるゆえんじゃないかって思う。
「曲は作れないし、俺はただの演奏家だ」みたいなことも書いてたと思うけど、
あんな素晴らしい即興曲を作っているんだから、単なる演奏家じゃないとあたしは思う。
あの身を削るような演奏は、ものすごいエネルギーを観客に与えてくれてるんじゃないかと思う。



拝啓 中村達也様
あたしは、握手とか、写真とか、そういうのはいいんです。
ただ、ライブをしに来て下されば、それで充分なのです。
出来る限り駆けつけます。



なんて言っておいて、しばらくしたら キャー達也のサインだよー。はあと。
って書いてたりして。

絵は、まったく絵心がないのでどうしようかと思ったけど、
隅っこの方にちょこっと描いた。
みんなが画用紙に描いた絵を、絵本にして届けるそうだ。
震災に関して関西は、東北はもちろん、関東の人から比べてもはっきり言ってどこか他人事で、
悲しいけれどそれはどうしようもない現実なのだ。
こういう催しに足を運んだり、ちょこっと募金したり、売上が寄付されるって商品を買ったり、
それぐらいしかできてない。
それでも続けるしかない。一緒に嘆き悲しんでいてもしょうがない。


写真はいらんと言いつつ、太鼓の写真を撮りました。
達也にはやっぱり赤グレッチがよく似合う。
赤グレッチ

立てかけてある絵の、右上の青い点は、退場時に達也がつけた手形です。
絵


あー今達也のふぇいすぶっく見たら、インフルかもとか書いてるよーーーーー。
やっぱりあんなとこで叩かせるしやんか。
黒田さんは大丈夫かしら。・・・・・大丈夫そうやな。
ちなみに達也が書いてた、ウーストリームっていうのは、
http://www.ustream.tv/recorded/21001191とかのことだよ。
3月10日のがそうです。
でもカメラがブレブレで酔いそうになります。










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